今回構築するサーバは,必要最小限のアプリケーションのみのシンプルな構成とする事で,
トラブル時の調査に掛かる工数を低減し,各種アプリケーションのアップデート等に掛かるコストを軽減する事を目標とする.
0.VMware Player設定
・ゲストOSはLinux,バージョンはCentOS
・ハードウェアカスタマイズ→メモリ:256MB
1.テキストモードでインストールを行う.
boot : linux text
fig. 1 |
2.インストール時に使用する言語はEnglishで.
fig. 2 |
3.インストール時に使用するキーボードレイアウトの選択.
fig. 3 |
4.今回使用するインストールイメージは,ネットワーク経由でインストールに必要となるファイルを収集しながらインストールを進めるタイプのものです.今回はFTPを使用する事とします.
fig. 4 |
5.FTPの接続先情報の入力画面です.
FTP Site name : ftp.iij.ad.jp
CentOS directory : pub/linux/centos/5.5/os/i386/
Use non-anonymous ftp : チェックなし
fig. 5 |
6.anonymous ftpを使用する際には,以下にユーザー情報を入力します(今回は不要です).
fig. 6 |
7.正常に通信が可能であれば,以下の画面が表示されます(しばらく時間が掛かります).
fig. 7 |
8.今回はテキストモードでインストールを進めます.
fig. 8 |
9.ここから(やっと)インストールが始まります.
fig. 9 |
10.今回は新規インストールの為,インストール先のパーティションを新規に作成します.
fig. 10 |
11.「全てのパーティションを削除し,デフォルトのパーティション配置を作成」を選択.
fig. 11 |
12.パーティション削除の確認.YESを選択.
fig. 12 |
13.パーティションレイアウトを確認.
fig. 13 |
14.自動的に作成されたパーティションレイアウトが表示されます.確認が終わったらYESを選択して次へ.
fig. 14 |
15.Boot LoaderとしてGRUBを使用.
fig. 15 |
16.特にBoot Loaderの設定は不要なので,何も入力せず次へ.
fig. 16 |
17.Boot Loaderのパスワードは今回は使用しないので,何も入力せず次へ.
fig. 17 |
18.記憶媒体を複数のパーティションに分割し,各パーティションにOSをインストールした場合,Boot Loaderから起動するOSを選択する事が出来ます.今回はCentOSのみの使用なので,特に設定は必要ありません.
fig. 18 |
19.Boot Loaderのインストール先設定です.MBRにインストールしましょう.
fig. 19 |
20.ネットワークインターフェース(eth0)の設定です.今回はネットワークに接続するサーバの構築ですので,ここで設定を行います.
fig. 20 |
21.起動時にネットワークインターフェースが利用できる設定とし,ネットワーク環境はIPv4とします.
fig. 21 |
22.VMWare Player側でNATを指定しているので,CentOS側ではDHCPを使用します(VMWare PlayerがCentOSにIP Addressを割り当てる事になります).
fig. 22 |
23.IP AddressはDHCP Serverが割り当てたものを使用します.
fig. 23 |
24.Time Zoneの設定です.Asia/Tokyoを選択.
fig. 24 |
25.rootのパスワード設定です.
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26.インストールするパッケージの選択画面です.今回は必要最低限のアプリケーション環境とする為,この選択画面でチェックされている項目は全てチェックを外します.また,Customize software selectionにチェックを入れ,細かなパッケージもインストールしない事とします.
fig. 26 |
27.この選択画面でも,チェックされている項目は全てチェックを外します.
fig. 27 |
28.これでCentOSのネットワークインストーラーで選択できる,最小限の環境でのインストールが開始されます.必要なアプリケーションは,後でインストールする事とします.
fig. 28 |
29.インストールするにあたり,パッケージ間の依存関係等のチェックが行われる為,若干時間が掛かります.
fig. 29 |
30.インストールが完了した際に表示される画面です.指示に従って再起動します.
fig. 30 |
31.通常の起動画面が表示されます.この画面で何かしらのキーを押すと,Boot Loaderのメニューが表示されます.ここでは特に何も触らず,起動されるのを待ちます.
fig. 31 |
32.起動が完了したらrootでログインします.後の作業はSSH経由でWindows側から行う為,IP Addressを確認します.
#ifconfig eth0
fig. 32 |
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