そこで,レンタルサーバを用いて何をしたいかに注目し,レンタルサーバ選びの際の参考となる資料を纏めてみました.
テキスト中心のサイトであったり,自身で作成した作品を公開する場としてのサイトであれば,下記特記事項を気にする必要はありませんが,少し特殊な事を行いたい場合は,以下の項目を参考にして必要となる機能を把握してもらえればと思います.
目的別必要機能
独自ドメイン利用可能 | ディスク容量追加 | DB | 管理者権限 | CRON | |
自分で管理できるメールアドレスが欲しい | ○ | ○ | |||
自分で決めたURLを使いたい | ○ | ○ | |||
ファイルの配布 | ○ | ||||
DBを使いたい | ○ | ||||
独自アプリケーション | ○ | ||||
定時作業の自動化 | ○ | ○ | |||
商用サイトの構築 (企業広報) | ○ | ○ | |||
商用サイトの構築 (ショッピングサイト) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
代表的なレンタルサーバとしては,paperboy&co.(ぺぱぼ)のロリポップや,さくらインターネットのさくらのレンタルサーバがあります.
またレンタルサーバとは少し異なりますが,VPS(Virtual Private Server)サービスを利用する方法も考えられます.
レンタルサーバは,あくまでも既に構築されているOSやアプリケーションの環境を,複数人で利用する事を前提とする事で低価格を実現したサービスですので,ユーザーによっては必要な機能を満たせない事もあり得ます.
それに対しVPSサービスは,仮想環境の範囲内でユーザーが全てをコントロール可能ですので,アプリケーションの追加やユーザー独自の作り込みといった,一般的なサーバ構築で行える事のほぼ全てが可能です.場合によっては,OSの入れ替えといった事も可能となっています.
(VPSで出来ないことは...サーバのロケーション選択とハードウェアの仕様選定といったところでしょうか)
というわけで,VPSを利用すれば,環境・仕様が画一的なレンタルサーバ以上に柔軟な運用が可能になります.
低価格なVPSサービスとしては,DTIのServerMan@VPSや,さくらインターネットのさくらのVPSがあります.
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